カブラレスAOP

スペイン産「幻のブルーチーズ」は季節によって味わいが変化。

	穏か				濃厚
味
香り

　 　 　 　 　

■原料乳	：牛乳(羊乳,山羊乳)混乳
■原産国	：スペイン
■内容量	：約100g/300g/500g(不定量)
■タイプ	：青カビ

ほど良い青カビの刺激と羊乳の濃厚なコク、少々強めの塩味がバランス良く、混乳ならではの複雑な余韻に香ばしさを感じます。ややポロポロっとした生地の印象を受けますが、口の中で雪のように溶け風味と余韻だけを残して行きます。全体として味わい深いブルーチーズといった印象を受けます。
このチーズは牛乳を主体として作られますが、羊や山羊から搾乳できる時期にはこれらの乳を混ぜて作られ、この混乳の時期の味わいは、カブラレスの旬といえるものです。混乳の時期でないものはこれほど羊乳の濃厚なクセや複雑味といった奥行きはさほどありません。
青カビのクセだけに頼った味わいではなくしっかりとしているため、カンパーニュやライ麦パンなどチーズの味を生かしてくれるパンをお供にどうぞ。
入手が難しいですがスペイン産のシードルをお勧めします。ワインはボディのどっしりとした赤をどうぞ。

カブラレスの産地はスペインの北部アストゥリアス州ですが、この地はスペインのシードル（シドラ）の産地でもあり、スペイン産のシードルが手に入ったら、ほぼ間違いなくカブラレスと同郷なので一緒に試してみて下さい。

アストゥリアス州の3つの村だけで作られる手作り限定品。まさにアルチザン・ブルーチーズと言えます。
このチーズの面白いところは冒頭でも触れた通り、季節によって原料乳の配合が変わる点です。羊や山羊の出産時期から数ヶ月（春、夏）はこれらの乳が混ぜられるのです。
また、通常青カビチーズは青カビを人為的に種付けしてあげるためチーズ内部から外側へ向かって青カビが繁殖するのですが、カブラレスは天然の青カビ菌が住んでいる熟成庫で熟成させるため、カビはチーズの外から中へ繁殖してくるのも特徴です。
かつてはカエデの葉に包んで熟成させていましたが、現在では緑のアルミホイルで包装し出荷されています。

ワインにもビールにも合わせやすく、薄くスライスしてサラダに和えても、じゃがいもと一緒に焼いても美味しくいただけます。

【カブラレスDOP】
100gカット　2,044円(税込)
300gカット　5,728円(税込)
500gカット　9,412円(税込)
※この商品は【不定量商品】で実際の重量にて再計算となります。